毎年9月20日は賢パパの地元にある「草薙神社」の秋季例大祭の日です。
まぁ、早い話が「秋祭り」ですね。
このお祭りには「余興」があって毎年9月20日に一番近い日曜日か祝日に開催されます。
その余興として打ち上げられるのが「龍勢(夜の部は流星)」と言う名の巨大ロケット花火。
どのくらい巨大かと言うと
わかりにくいかも知れませんが全長はゆうに10mを超えています。
14時45分の打ち上げ開始から昼の部は10分おきに次々と打ち上げられて合計14発、夜の部の流星は18時から15分おきに打ち上げられて9発が打ち上げられました。
賢パパの会社も神社からはそれほど遠くないところにあるため、社内の同好の士が集まって「龍勢保存会」に参加して毎年この「龍勢」の製作を行っています。
8月にロケット花火の「尾」にするための竹切りから始まって約1ヶ月掛けて手作りの巨大ロケット花火が完成します。
そしていよいよ打ち上げの当日・・・・製作者の緊張感は想像がつきません。
何しろテスト無しのぶっつけ本番一発勝負ですからねぇ。
失敗したらリベンジまで1年間待たなくてはいけないのですから・・・
そんな緊張感に包まれた発射台から今年の第一号が打ち上げられます。
本当ならこれが200mから300mぐらいの上空まで上がって行くのですが
100mぐらいまでしか上がらずに落ち始めてしまいました。
そして、最高到達点で出るはずの「変化(へんげ)」が
地上すれすれで爆発です。
一発目がこれだと次に打ち上げるチームのメンバーは心配になりますよねぇ~。
そしてその二番目の打ち上げが・・・何と賢パパの会社のメンバーが作ったものだったんです。
観客も一緒になって緊張する中で・・・容赦なく導火線に着火されます。
勢いよく飛び出した我が龍勢「白百合号」は見事に最高到達点で変化を開かせ
大成功でした。
打ち上げを終えたメンバーは落ちた尾竹を回収してそれぞれの桟敷に戻って来ますが・・・
打ち上げに成功したチームは意気揚々と引き上げて来ますねぇ。
それに比べて失敗したチームはと言うと・・・・
とても写真はお見せ出来ません。
うまく上がったり・・・・上がらなかったりで昼の部の打ち上げが終わると、1時間の休憩を挟んで夜の部に移ります。
昼の部の変化は「色」の演出だったのに対して夜の部のそれは「光」がメインとなります。
丸くて大きく光っているのはお月様ですがこんな感じで上がります。
大成功!
夜の部は10発が打ち上げられ、それが終わると最後の打ち上げ花火です。
最後の大玉でおしまいです。
途中で急病人が出て・・・こんなものが駆けつけるハプニングはありましたが
今年の秋祭りも無事に終了となりました。