賢パパが初めて山歩きをしたのは大学2年か3年の時ですから、今からかれこれ40年も前の事になりますかねぇ。
同じ学生寮に住む同級生達が朝日連峰を縦走するというので頼み込んで一緒に連れて行ってもらったのでした。
着るものから靴まで全て借り物で、初めて履く靴で3泊4日の山歩きに出掛けたのですから今になって考えると、もしマメでも出来て歩けなくなったらとんでもない事になっていたろうとぞっとします。
その年は朝日連峰の縦走だけで、次に行ったのが翌年くらいの北蔵王から熊野岳までの縦走でしたがこの時も朝日の時とは違う友達に頼んで連れて行ってもらったものです。
学生時代はこの2回だけで終わってしまい、更に就職して横浜に住むようになるとますます山には無縁の生活を送るようになり、山の事はすっかり忘れてしまいました。
それが、入社3年目で静岡に転勤になると生活環境が大きく変化します。
近くには安倍奧、ちょっと足を延ばせば南アルプスが手の届く所にあるこの地では山歩きが盛んだったのです。
賢パパも会社の先輩に連れられて山歩きをするようになり、どうせやるなら本格的にやってみようという事で同じ職場にいたワンゲル出身の同僚に頼んで東京出張の時に山道具の専門店に出向いて一通りの装備を揃えました。
で、その後、どんな理由があったのか今となっては定かではありませんが山歩きにもそれほど出掛けなくなってしまい・・・・2000年を過ぎた頃からの再復活となった次第です。
そんなわけで、30年以上も前に揃えた山道具ですが、購入後、時間は経っているもののあまり使っていなかったものが多いので登山靴以外は捨てないで今でも大事に使っています。(早い話がケチなだけなんですが)
良い機会なので賢パパの山道具を紹介してみようと思います。
まずはこれ
今でも愛用しているダウンジャケット、何でもエベレスト仕様のふれこみで当時の値段でも「ん万円」もしたしろものです。
次はこれ
今時、こんないでたちで山歩いてる人なんていませんが当時の山歩きスタイルの定番でした。
この山シャツも
一応これらはウールですね。
何と言ってもこれを忘れてはいけませんね。
当時はワンタッチのものなんて出ていなくて、靴の大きさに合わせて調整をして、おまけにバンドでグルグル巻きにして固定します。
ザックもありますが最近は簡単な装備でのハイキングが多いので使ったのは関西~中国~四国遠征の時ぐらいですか。
この他にもダウンの寝袋や一度雪の富士山で使った時、たまたま出会った登山者から「それ何ですか?」と尋ねられたロングスパッツなんかもあるんです。
全て購入してから30年以上も経っているのにまだまだ使えるものばっかりです。
やっぱり少々値段が高くても良いものを買うのが賢明という事なんでしょうかねぇ。