この週末、賢パパの会社は3連休でした。
賢パパだけが有休を取って休んだわけではなくて会社が休業日だったのです。
せっかくの休みですからどこかの山に登ろうと考えていた賢パパですが、計画を立てようと思っていたら賢ママも月曜日に有休を取ったので一緒に登ろうと言って来ました。
それなら賢はホテルに預けて泊まりがけで出掛けようと相談がまとまりました。
ただ、登る山については天気の事もあるし、賢ママの体力の事もあるし・・・なかなか簡単には決められません。
賢パパはトレーニングでそこそこ山歩きをしていますが賢ママと来た日には2ヶ月前に竜ヶ岳に登って以来全然歩いていないのですから・・・
一応、賢ママの希望は鳳凰山の地蔵岳ですが天気が良くても日帰りはどうかと思うようなコースです。
山友の工場長とかC-chanは青木鉱泉か御座石鉱泉から日帰り登山をしていますが、工場長と言うのは普通の人間と考えてはいけませんし、C-chanと賢ママでは足の長さが違いすぎます。
そこで賢パパは八ヶ岳を候補として賢ママに提案しました。
名前だけは知っていても何も知識のない賢ママは地蔵岳が無理なら赤岳でも良いと言います。
天気予報は曇り時々晴れですが雨の心配はなさそうです。
それじゃぁ行ってみましょうかと言う事で日曜日の5時前に家を出て基地である美濃戸口を目指しました。
早朝だと52号線も空いていて予想よりもずいぶん早く、7時過ぎには到着。
駐車料金を払ってすぐに歩き始めました。
コースタイムでは美濃戸まで1時間10分となっていましたが約45分であっけなく美濃戸に到着、驚いた事に何十台という車が駐車場に停められているではありませんか。
道路が良くなってここまで車で入れるようになっていたんですねぇ。
美濃戸で休憩を取る事もなく次の目的地である行者小屋を目指します。
27年ぶりとあってはさすがの賢パパでも前回の記憶は残っていませんでしたねぇ。
約2時間で行者小屋に着くとさすがに人気の山だけあって結構な混雑ぶりでした。
時間がおしているので小休止の後出発です。
初めて登る地蔵尾根は鎖場あり、階段ありの岩場登りで赤岳の頂上を見ながらの登りを十分楽しむ事が出来ました。
赤岳頂上小屋まで来れば頂上はもうすぐそこなので小屋に入って一休みです。
賢パパはアサヒのスーパードライを一本、賢ママはコーヒーです。
何のための登るのか?と言う問いに明快な答えを出してくれた方がいますがまさにこの一言「んっまいビールを飲むために登るに決まってます」
30分ほどの休憩の後でいよいよ賢ママの赤岳初登頂ですが後編に続きます。