こぶしを求めて山歩き、ひどい目にあった賢パパを待っていたのは

賢パパ

2010年03月14日 03:46

昨日は曇りの予報だったので母親の所に面会に行って来たら、後はシュワ~っとやりながらテレビでJリーグ観戦のつもりでいたのですが・・・・

先日書いたこぶしと白木蓮の記事に対して賢パパの山友である「さいちゃん」から庭木には大体木蓮が植えられているみたいだけどこぶしは日本が原産だから山に行けばこぶしが見られるのではと言う内容のコメントをもらいました。

そうかっ、そう言えばあの歌は「こぶし咲くあの庭」ではなくて「こぶし咲くあの丘・・・」ですもんねぇ。

そのコメントを読んだ賢パパは急遽土曜日の山歩きを決めてこぶしがありそうな山を歩いて来ました。

去年は何回も歩いたけど今年になってからまだ一度も行っていない浜石岳からさった峠までの縦走です。

歩き慣れた登山道(と言っても農道ですが)を登って行くと・・・白い花のようなものが見えます。


早くもこぶしに遭遇かと思いきや・・・・・ミカンにかけられた袋でした。

どんどん先を急ぐと前方が賑やかです。


中高年ハイカーの一団でした。

80分ほどで頂上着。

富士山は肉眼ならかろうじて見える程度にうっすらと・・・

最近の山行きではお決まりとなったこのポーズ。


ついでにもう一つシェ~!


頂上では山ラーメンを作るつもりでしたがまだ腹がへってないし、追い越して来た中高年の一団が来たら賑やかになるだろうしと言う事で写真だけ撮って早々に立ち去って来ました。

縦走路を歩いていると「立花池」の標識が。

いつも目にしてるんですがまだ一度も行った事がありませんでした。

頂上ラーメンをキャンセルした分時間もあるし・・・行ってみる事にしました。

所がこの標識には方向だけしか書いていなくて距離の表示がありません。

しばらく行くとこんな池が・・・・


まさか・・これって賢パパの家の敷地よりも狭いんじゃないの・・・・

後は半信半疑で先へ進みます。

すると・・・・ありました、ありました。


結構立派な池でした。

後はさった峠に向かって下るだけです。

所が・・・・最後の最後にとんでもないわなが待っていましたよ。

登山道から下りる農道が工事中で迂回路がありました。

賢パパ、この辺の地理には詳しいので目的地の方向に向かって脇目もふらずに歩きました。

これが裏目に出て・・・迂回路はどんどん狭くなりついにはミカン畑の中に消えてしまいました。

それでも目指す方向に向かっていると信じて疑わない賢パパは急斜面や藪の中をものともせずに歩き続けます。

結局これが大失敗で見晴の良い場所に出てみると・・・・とんでもない方向違いをしていた事に気づきます。


今来た道を出発点まで戻って正規ルートを探します。

良く見ると看板が出ていて・・・賢パパが歩いた方とは反対側に行ってぐるーっと回って来るんですねぇ。

そんな事をして1時間のタイムロス。

しかし・・・・苦労の甲斐あって・・・今度こそこぶしの花?


近づいて見ると・・・・当地の名産のビワにかけられた袋でした。

散々な目にあってやっとの事で最寄り駅まで帰って来て・・・改札口を出ると真正面に白い花が咲いている木があります。

おそるおそる近づいて見ると


こぶしの特徴である葉があります。

花の開き方も木蓮より開いています。


えぇ~っ、こんな所にあったのねぇ。

こぶしを見たいばっかりにして来た今日の苦労は一体・・・・・

こんなオチで一気に全身の力が抜けてしまった賢パパなのでした。

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