ハイブリッドカー 低燃費の理由

賢パパ

2011年06月07日 03:57

先日久しぶりで高速道路を走りましたが、一般道と異なり対向車を見る事がありませんから前や横を走っている車をじっくり観察する事が出来ます。

で、気がついた事がありまして・・・こんな車がやたら目につくんですよねぇ。




今ではすっかりおなじみとなったハイブリッドカーですよね。

この間新型Pリウスの燃費が38Km/Lなんて記事を何かで読んだ事を思い出したんですが・・・・ハイブリッドカーって確か電気で動くんですよねぇ。

ガソリンエンジンで電気を作り出してその電気でモーターを回して走るわけですから・・・・

エンジンの他にモーターとかも積んでるわけで車体の重量はガソリン車よりも重くなってしまいますよねぇ。

しかもエネルギーを変換する時には当然ロスが生じますから・・・それだけでもガソリン車より燃費が悪いはずなのに。

運転しながら「あぁでもない、こうでもない・・」と色々考えてみましたが・・・・賢パパの乏しい知識ではお手上げでした。

そこでちょっと調べてみたんです。

すると・・・・こんな原理があったんですねぇ。

以下は全て受け売りです。

Iンサイトは30.0km/ℓ、新型Pリウスでは38.0km/ℓ(ともに10・15モード走行燃費)。
驚異的な低燃費を実現した理由は何なのでしょうか。

ハイブリッド車とは、2つ以上の異なる動力源・エネルギー源を持つ自動車のこと。
そのため、不利になる点があります。
まず、ガソリンエンジンの他にモーターと電池を積んでいること。
車が重くなるので、その分、燃費が悪化します。
それにハイブリッド車は、エンジンで発電→電力を直流に変換して充電→周波数や電圧を変換してモーターを駆動するので、 直接エンジンで駆動するだけの従来車よりエネルギーを変換して使う部分はロスが多くなります。

●『低燃費』の秘密
重くて、エネルギー変換ロスがあるというマイナス面があるのに、ハイブリッド車の燃費がいいのは、 エンジンを燃費効率のいい使用条件だけで使用するからです。
ガソリンエンジンで特に燃費効率が悪いのは、低回転から回転数を上げながら発進・加速するとき。 一方、電気モーターは、ゼロ回転からの発進時に最大の力を出すことができます。
この特性をうまく組み合わせて低燃費を実現させたのがハイブリッド車です。 減速時・ブレーキ時・下り坂などでは、捨てていたエネルギーを充電にまわすので、その点もムダがありません。

で、TヨタとHンダのハイブリッドカーでは少々方式が異なるんだそうですが原理は同じなので、動いたり止まったりを繰り返す事が多い街中走行で特に威力が発揮されるのだそうです。

それからTヨタもHンダも車体の形が似てるなぁって思いませんか?

あれは高速走行時の空気抵抗を減らして少しでも燃費を良くするためにあんなスタイルに設計されているのだそうですよ。

何げに見ていたハイブリッドカーですが色々考えて作られていたんですねぇ。


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