全勝でも優勝できない?

賢パパ

2011年11月17日 03:26

プロ野球日本シリーズはお互いの本拠地で仲良く連敗した両チームが2勝2敗となって振り出しに戻りました。

それにしても・・・6回のノーアウト満塁のチャンスを無得点で逃したのでは勝てませんよねぇ。

さて、昨日の地元紙のスポーツ欄にこんなタイトルの記事を見つけました。


「全勝でも優勝できない?」

あれっ、何のことだろう?と思いながら読んでみると・・・今、熱戦が繰り広げられているこれの話題でした。


スポーツでも他の勝負事でもそうですが・・・全勝すれば優勝するのが当たり前の事だと思っていました。

ところがどうもこのバレーボールのWカップに関してはその常識が通用しないのだとか。

というのは、どうやら「新勝ち点制度」がその理由のようなんです。

ストレートかセットカウント3-1での勝利なら文句なしに勝ち点3をゲット出来るのに・・・フルセットにもつれ込んだ場合に限っては勝っても勝ち点は2にとどまり、負けた方のチームにも勝ち点1が与えられるのだそうですよ。

言われてみれば賢パパ、新聞の順位表を見て「どうして同じ勝ち数なのに勝ち点が違うチームがあるんだろう?」って疑問に思ってたんです。

なるほど、それで納得出来ました。

例えば・・・日本のこの成績を見ると


1勝しかしていませんからサッカーやハンドボールなら勝ち点は3のはず。

ところがそうではなくて・・・中国との一戦がフルセットにもつれ込んだため負けても勝ち点1をゲットして・・・勝ち点は4になるんですねぇ。

するとこんな可能性が出て来るのだとか・・・

例えばあるチームが11戦全勝で戦いを終えたとしても、すべてのゲームがフルセット勝ちだった場合は勝ち点が22になるのに対して別のチームは6勝5敗でも勝ちが全てストレートで、負けは全部フルセットなら・・・勝ち点は23となり6勝5敗のチームが全勝のチームの勝ち点を上回ってしまうのだそうです。

この制度を導入した国際バレーボール連盟は「1セットの重みが反映される。また順位が激しく入れ替わるのでスリリングである。」と説明しているのだそうですが・・・全勝しても優勝できずに2位か3位になってしまう可能性があるなんて・・・何とも不可解な制度じゃありませんかねぇ?

不可解と言えば賢パパはプロ野球のプレーオフ制度にも疑問を感じていますよ。

140試合も戦って一番勝率の良かったチームが3番目のチームに負けてしまって日本一になれないことがあるのは仕方がないにしても・・・3番目でシーズンを終えたチームが日本一になってしまう可能性があるのは・・・何だかおかしいと思いませんかねぇ?

今朝はぐっと冷え込んでおりますが、皆様風邪など引かれませんようくれぐれもご用心を。


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