働くほど収入が減ってしまう

賢パパ

2011年12月12日 03:42

先日、めでたく来年の雇用契約を会社と交わした賢パパですが・・・契約を結ぶにあたってちょっと迷った事がありました。

と言うのは・・・収入の事なんですが・・・

若い方々なら迷う事なんかないと思いますが・・・60歳を過ぎて来ると、あれとの関係が出て来るんです。

あれって言うのは「年金」なんですがね。

賢パパの年代が厚生年金を丸々いただけるのは64歳からなんですが・・・その前に60歳から「報酬比例部分」と言って年金の一部をいただくことが出来るんです。

ただ、これには色々な制約条件があって・・・仕事を持って厚生年金を払っている方には「在職老齢年金」と言う制度があって・・・年金の一部支払い停止という措置が取られるんです。


現に今年の賢パパは働いていなければそれなりの年金をいただけるはずなのですが・・・実際はこんな通知が届いて


月に2万円ももらえません。

更に・・・ボーナスなんかが入ったりすると


何と月に2000円ももらえない。

で、来年はどうしようかと考えておりました。

支払い停止の額を決めるのは「年金額」と「標準報酬月額」というやつなんですが


これは時給制になるのに伴って大きく減りますから・・・賢パパの場合は正社員と同じように毎日フルタイムで働いても「年金の一部支払停止」は受けないと思ったのです。

ところが・・・です。

思わぬ落とし穴がありました。

この「標準報酬月額」には前年の賞与が含まれるのですって。

賢パパ、会社との契約を交わした後でもう一度調べ直してみてこのことに気付いたのです。

その年の賞与なら大したことがありませんので支払い停止を受けるほどの収入にはならないと思ってフルタイムの契約をしたのに・・・何と勤務時間を減らしておいた方がフルタイムで働くよりも収入が多いと言うバカげたことになってしまったのです。

自分でネットで調べて計算して有利な方を選んだつもりだったのに・・・生兵法は大けがの元。

肝に銘じておくことにします。

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