狂い咲き

賢パパ

2011年09月28日 04:01

誰ですか、タイトルを見てこんなのを想像したのは・・・・?


それは賢ママに対して喧嘩を売ってるようなもの・・・

今日紹介する狂い咲きはこれです。


良く見るともう二輪


何の花だかわかりますかねぇ。

3月の桜の時期にはこんな感じで咲いていましたよ。


そうです、アーモンドの花でした。

でも、なぜこんな時期に・・・?

これがいわゆる「狂い咲き」というやつなんですが・・・何か理由があるはずと思って調べてみます。

すると次のようなことがわかりましたよ。

桜などのような落葉植物の開花のメカニズムとして、春に花が咲いて実がなりその実が落ちた後で翌年の花を咲かせるための「花芽」が出来ます。
この「花芽」は翌年の春が来るまでは咲かないように「成長抑制ホルモン」により開花を抑制されています。
そのホルモンは葉で作られて花芽に移動するんですねぇ。
ホルモンを作り終えると葉は役目を終えて落葉し、花芽はそのまま冬を越します。
そして冬の低温によって成長抑制ホルモンが壊されて、その後で気温が高くなると開花するというメカニズムになっているそうです。
ところが、虫に喰われたり強風によって飛ばされたりして葉がなくなってしまうとホルモンを作ることが出来ません。
花芽に成長抑制ホルモンがないと急激な気温の上昇を「春が来た」と勘違いして季節外れな開花が起きてしまう。
これが狂い咲きのメカニズムなんだそうです。
先日の台風15号の影響にしてはずいぶん早すぎるんじゃないかと思うのですが・・・確かに狂い咲きしている木には葉っぱがほとんどありませんでした。
そこに持って来て32℃なんて暑さでしたから・・・それが原因なのかも知れませんねぇ。

今週も今日が折り返し点。

ここに来て仕事が立て込んで来たので・・・頑張ります。

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