へそに穴開け内臓手術

賢パパ

2010年03月11日 03:48

先日の地元ローカル紙の科学面の記事にこんなタイトルを見つけました。


それによると現在行われている「腹腔鏡下手術」(いわゆる「内視鏡手術」ですかねぇ)では腹部に3~4箇所の穴を開けて手術を行うのだそうですがこれだと小さいながらも腹部にいくつかの「手術痕」が残るため最近では手術の痕が残りにくい「単孔式腹腔鏡下手術」の実施例が国内で徐々に増えて来ているのだそうです。

アメリカなどでは美容的な観点からこの手術法を希望する女性が多いと言い、静岡県内でもいくつかの病院がこの方法を導入しているとの事です。

単孔式は開ける穴が一つだけで通常はへその中を切開すると言います。

1箇所から器具を入れるため開ける穴は従来の方法よりも大きくなるのですが場所がへその中なので一定の時間が経てば手術の痕はほとんどわからないみたいです。

これが従来の方法による手術の痕です。


これがへそに穴を開ける方法。


消化器一般外科の領域では胆嚢摘出、虫垂炎、鼠径ヘルニア、大腸癌などが対象になり他にも婦人科や泌尿器科の手術で実施例があるようです。

昔、虫垂炎の手術をした事がある人は結構な手術痕が残ったものですがこれから手術をされる方の場合はほとんど傷痕が残らないので温泉の大浴場に入っても全然目立ちませんねぇ。

賢パパ、この記事を読んで思わず漏らした第一声が・・・・・「へぇ、そうなのぉ~!」でした。

おしまいっ!

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