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愛犬の黒ラブ賢と飼い主である賢パパ、賢ママの日常を気楽につづります。

2011年02月05日

八百長

昨日はずいぶん暖かい一日でしたが、このままずっと暖かい日が続くという事はないのでしょうね。

今の時期、三寒四温ですからこれを繰り返してやがて本格的な春の訪れというわけです。

さて、連日テレビや新聞をにぎわしているこの3文字ですが今度ばかりは相撲協会始まって以来のピンチと言って良いでしょうねぇ。
八百長

八百長

それは昔から何となくは感じていましたよ。

「火のないところに煙は立たぬ、毛のないところにアデランス」って格言があるぐらいですから・・・・

あれだけ週刊誌が取り上げていたんですから、やっぱり「うぅ~ん、ちょっとにおうなぁ」と勘ぐってみたくなるのが人情ってもんですよねぇ。

で、ちょっと調べてみましたら「週間ポスト」が1980年からこの問題を取り上げていたんですねぇ。

1980年に始まって1997年まで実に5回も特集記事を掲載していました。

当時は相撲協会とガチンコでやり合っていましたもんねぇ。

おっと、この「ガチンコ」こそ相撲界に八百長が存在するのではないかという疑惑の証拠みたいなものですよねぇ。

相撲界には「ガチンコ」なる隠語が存在していて「真っ向勝負」の意味なんだとか・・・・

これに対して「注射」という隠語もあるそうですが、意味は皆さんで調べてみて下さい。

この週間ポスト報道の他にも単発的に八百長を疑われた取り組みはいくつかあったようで、中でも特筆すべきは千秋楽を7勝7敗で迎えた力士の勝率の異常な高さなんだそうです。

賢パパもこの件については子供の頃から知っていて、いつも不思議に思っていましたねぇ。

そんな疑惑が持ち上がるたびに協会はいつも真っ向から否定していましたが、いつの頃からか完全否定が難しくなったと見えて「無気力相撲」なる新語を作り出しました。

無気力であって「八百長」とは異なるものだと言い続けて来たのです。

しかし、それも苦しくなると今度は「故意の無気力相撲」なんて言葉まで生み出してしまいましたよ。

故意の無気力でも「八百長」とは違うというわけです。

ところが、今度ばかりは観念したと見えまして・・・理事長の口からもはっきりと「八百長」の言葉が出たようですねぇ。

所で、この「八百長」の語源ですが・・・・御存知の方も多いと思いますがここでおさらいをしておきましょうね。

「八百長」というのは八百屋の長兵衛を略してこう呼んだのだとか。

この八百屋の長兵衛さん、相撲の年寄であった伊勢海五太夫と言う方の碁仲間だったそうで、実力的には長兵衛さんの方が上だったのですが、商売上の打算が働いてわざと負けたりして伊勢海五太夫さんのご機嫌を取っていたと言います。

後になってこのことがばれて、わざと負けることを相撲界では「八百長」と言うようになったそうです。

やがて、事前に示し合わせて勝負する意味も含まれるようになり、相撲以外の勝負でも「八百長」という言葉は使われるようになった.。

と、まぁこんな由来があるのですが・・・・このまま行くと春場所の開催どころか大相撲そのものの存続さえ大変な危機を迎える事になりますよねぇ。







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この記事へのコメント
パチパチパチ!

流石賢パパさん物識りですねえ、思わずふ~んなるほど。

感心してしまいました。

この問題は相撲ファンなら誰でも薄々感じていたことでしょうね。

長年の閉鎖的な体質が、ここ数年来少しずつ表に出てきたんだと思います。

アデランスに座布団一枚です。
Posted by daikoku at 2011年02月05日 14:14
daikoku さん、こんにちは。

十両の力士の取り組みで八百長が多かったようですが、さもありなん。

幕下に落ちたら十両時代にもらっていた月給100万円がゼロになり、今までは付き人がついていたのに・・・・今度は自分が付き人になるかも知れないんですから、まさに天国から地獄。

これでは一旦つかんだ「関取」の地位を簡単には人に渡すわけには行きませんよね。

アデランスはちょっと古いですね。

今は「リーブ21」でした。
Posted by 賢パパ賢パパ at 2011年02月05日 17:15
相撲界、大変なことになっていますが、放駒理事長のコメントからは
「黙っていればいいものを、八百長を認めやがって… 」との本音が見え隠れしていると思います。
きっと理事長本人、八百長が横行していたことを認識しているのでしょう。
ひょっとしたら理事長本人、のみならず親方連中も現役時代に八百長を…?
と疑われても仕方ないですね。

この際、除名される力士などの内部告発から、
芋づる式に八百長が明るみになることを期待しています。

ところで今朝、賢パパさんのレポに刺激され、さった峠を歩いてきました。

紅白の梅、早咲きの桜が満開で、メジロが花をついばんでいました。
賢パパさんのようにメジロの写真は撮れませんでしたが…
Posted by 静岡のK at 2011年02月05日 22:12
関取の身分の保証としての
八百長は、他にも絶対あると思います。

でも、このままいくと
八百長を認めた現時点での3人を
トカゲのしっぽきりで
終わってしまいそう‥‥‥

相撲界も、闇が深そうだな。

私は、アートネイチャーに一票
Posted by 黒雷鳥 at 2011年02月05日 22:54
Kさん、おはようございます。

全く同感です。

理事長の苦悩の表情の裏には「このバカ野郎共が・・・・」の思いが見え見えですよねぇ。

私も、ひょっとして理事長も現役時代には・・・・なんて想像をしてしまいましたよ。

さった峠はポカポカ陽気だったのでは・・・・?

さわやかウォーキングが開催されると聞いておりましたがいかがでしたか?

私は自宅から瀬名の奧まで梶原山を越えて歩いて来ました。

帆掛山の先の農道付近に早咲きの桜が数輪開花しているのを見つけて春近しを実感して来ました。

山を歩くのに良い季節の到来で嬉しくなりますね。
Posted by 賢パパ at 2011年02月06日 03:17
黒雷鳥さん、おはようございます。

本当にトカゲの尻尾切りで終わってしまう事のないよう協会外部の徹底的な調査に期待したいですね。

相撲界の闇は本当に深そうですね。

アートネイチャーって・・・もう死語になってしまったのでは・・・・?
Posted by 賢パパ at 2011年02月06日 03:25
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