2011年07月11日
思わぬ落とし穴(後編)
さて、一日目の海から六合目までの標高差2500mのハイキングは所要時間が12時間を超えるロングハイクとなりましたが・・・何とか無事に六合目の雲海荘さんに到着し、飲んだり食べたりしていると我々よりの1時間ぐらい遅れてスタートした本隊も無事、小屋に到着しあいさつを交わしたり再会を祝して乾杯したり・・・・
30分ほどの休憩後に頂上を目指して出て行きました。
賢パパはここで仮眠を取ってから翌朝早めに出発して富士山頂に立つ計画を立てていましたので一旦部屋に入って横になりました。
いつもより寝たのが遅かったのは確かなんですが・・・・それでも3時くらいには起きれるだろうと・・・甘く見ていましたねぇ。
目を覚まして時計を見ると・・・真っ暗で見えません。
少し明るくなってからでも良いだろうと・・・・時計が見えるまで待つと・・・3時半ですか。
そろそろ良かろうと思ってメガネをかけてもう一度良く見ると・・・・な、何と4時半ぢゃまいかっ!
この時間から登り始めたのでは・・・どんなに頑張っても下って来れるのは10時近くになってしまいます。
帰りの足はジャンボタクシーを予約してあるのですが・・・・9時に五合目の駐車場なんです。
賢パパ一人で来ているのなら何時になってもかまわないんですが・・・団体行動となれば話は別。
ここはきれいさっぱり諦めて・・・替わりに宝永山を目指すことにしましたよ。
小屋の外に出てみると

おぉ、影富士じゃありませんか。
小屋の名前のような雲海も

宝永山への登りの途中で下って来る登山者に出合います。
向こうから声をかけて来たので驚いて良く見ると

静岡隊のメンバーの一人、たむちゃんでした。
御来光がとてもきれいだったそうで・・・羨ましいっす!
富士山頂方面は

見事にピーカンですなぁ。
峠まで上がると・・・久しぶりで見る山中湖

山頂では海から持って来た水をかけてあげたら・・・・一人乾杯。

お次はこれです。


1時間半以上も景色を眺めてから雲海荘に戻ってみると、頂上を極めた皆さんがどんどん下って来ます。
サプライズはこのお方。

途中から合流して頂上まで行って来たんだそうです。
タクシーの時間が迫って来たので記念写真を撮ったら雲海荘さんに別れを告げて五合目に下ります。

タクシーで御殿場にある温泉会館まで移動して・・・汗を流した後は

ビールの次は芋で

更にチューハイ

あっと言う間に送迎バスの時間が来てしまい・・・
オバマ氏がお帰りです。

最後に集合写真をパチリと撮って

バスで御殿場駅まで送ってもらい、国府津方面に向かう本隊とはここでお別れです。

後は電車に揺られて帰宅です。
16時前には無事帰着。
洗濯物を処理したり今回の記録をまとめたりして充実した二日間が終わりました。
富士山頂を踏むことは出来ませんでしたが・・・体力がなくて出来なかったわけでもありませんから・・・・悔しさはありませんね。
昨日、帰宅した直後は「もう二度とあのルートは歩きたくない・・・」なんて思いましたが・・・1日経って心に変化がありました。
村山浅間神社から富士山頂までの日帰りなら・・・・チャレンジするのも面白いかなぁ~。
30分ほどの休憩後に頂上を目指して出て行きました。
賢パパはここで仮眠を取ってから翌朝早めに出発して富士山頂に立つ計画を立てていましたので一旦部屋に入って横になりました。
いつもより寝たのが遅かったのは確かなんですが・・・・それでも3時くらいには起きれるだろうと・・・甘く見ていましたねぇ。
目を覚まして時計を見ると・・・真っ暗で見えません。
少し明るくなってからでも良いだろうと・・・・時計が見えるまで待つと・・・3時半ですか。
そろそろ良かろうと思ってメガネをかけてもう一度良く見ると・・・・な、何と4時半ぢゃまいかっ!
この時間から登り始めたのでは・・・どんなに頑張っても下って来れるのは10時近くになってしまいます。
帰りの足はジャンボタクシーを予約してあるのですが・・・・9時に五合目の駐車場なんです。
賢パパ一人で来ているのなら何時になってもかまわないんですが・・・団体行動となれば話は別。
ここはきれいさっぱり諦めて・・・替わりに宝永山を目指すことにしましたよ。
小屋の外に出てみると
おぉ、影富士じゃありませんか。
小屋の名前のような雲海も
宝永山への登りの途中で下って来る登山者に出合います。
向こうから声をかけて来たので驚いて良く見ると
静岡隊のメンバーの一人、たむちゃんでした。
御来光がとてもきれいだったそうで・・・羨ましいっす!
富士山頂方面は
見事にピーカンですなぁ。
峠まで上がると・・・久しぶりで見る山中湖
山頂では海から持って来た水をかけてあげたら・・・・一人乾杯。
お次はこれです。
1時間半以上も景色を眺めてから雲海荘に戻ってみると、頂上を極めた皆さんがどんどん下って来ます。
サプライズはこのお方。
途中から合流して頂上まで行って来たんだそうです。
タクシーの時間が迫って来たので記念写真を撮ったら雲海荘さんに別れを告げて五合目に下ります。
タクシーで御殿場にある温泉会館まで移動して・・・汗を流した後は
ビールの次は芋で
更にチューハイ
あっと言う間に送迎バスの時間が来てしまい・・・
オバマ氏がお帰りです。
最後に集合写真をパチリと撮って
バスで御殿場駅まで送ってもらい、国府津方面に向かう本隊とはここでお別れです。
後は電車に揺られて帰宅です。
16時前には無事帰着。
洗濯物を処理したり今回の記録をまとめたりして充実した二日間が終わりました。
富士山頂を踏むことは出来ませんでしたが・・・体力がなくて出来なかったわけでもありませんから・・・・悔しさはありませんね。
昨日、帰宅した直後は「もう二度とあのルートは歩きたくない・・・」なんて思いましたが・・・1日経って心に変化がありました。
村山浅間神社から富士山頂までの日帰りなら・・・・チャレンジするのも面白いかなぁ~。
2011年07月10日
思わぬ落とし穴
昨日から今日にかけて、かねてより計画していた「0mからの富士登山」を実行に移しました。
結果は・・・見事に失敗に終わりました。
理由は「思わぬ落とし穴」でした。
今回の山歩きは少々長いので2回に分けて紹介することにしますのでご了承願います。
まずは初日のスタートからどうぞ。
7時21分にJR吉原駅に集合した「ゼロ富士静岡隊」のメンバー3名は最初の目的地である「富士塚」のある「浅間宮」を訪れます。

正式なルートだと、まずは海に行って水垢離をしてから海水を汲むのだそうですが・・・長丁場なので少しでも時間を短縮したいのが人情というものです。
ここで思わぬアクシデントが・・・

まさかこんな時に切れるとは・・・何だかこれからの行程を暗示しているみたいです。
順序が逆になってしまいましたが・・・次は海です。

海水を汲んだら儀式は終わりで、後はひたすら富士山を目指して歩きます。
昔の東海道で江戸から京まで行く時に唯一左手に富士山が見える場所ということで名付けられた名勝の「左富士」

街中歩きをどのくらいしたでしょうかねぇ~?
ルート中、最後のコンビニに到着です。
ここで食料を調達した後・・・・

この辺りは既に偵察済みですから・・・まぁ、簡単に20Kmの歩きを終えて距離的な中間点の村山浅間神社に到着です。

昼飯を食べながら

腹ごしらえが済んだら・・・ここから先は未体験ゾーン。

歩き出すと同時ぐらいに一台の車が停まりまして・・・・ヤマレコTシャツ姿の方が下りて来ます。

ヤマレコの友達で今回の計画を見てサポート役を買って出てくれた「富士のヒデさん」です。
今回の計画ではずいぶんお世話になりました。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
先は長いのでヒデさんとのあいさつもそこそこに・・・どんどん先を急ぎます。
ここまでとはうって変わって雰囲気の出ているこんな所を・・・

しばらく歩いた所で・・・・突然道を失いました。
1時間ほどあっちこっちをさまよいましたが・・・ルートに戻れず。
これでいよいよ途中リタイア決定かと思ったその瞬間に・・・・ラッキーなことに地元の方が車で通りかかります。
手を振って止まってもらい、「村山古道、知ってますか?」と尋ねてみると・・・
説明ではわからないと思ったのか・・・・「乗れ」と言うではありませんか。
その方に送ってもらえなければ計画は途中で終わっていましたねぇ。
で、めでたく正式ルートに復帰です。

正式ルートに復帰したのは良いんですが・・・この後徐々に高度を上げて行きます。
「スカイライン横道」というのを次の目標にしていたのですが・・・いつまで歩いても着きません。
やっとこんな道路に出たのでてっきりこれが目標にした「スカイライン横道」だと思っていたんです。

ところが・・・これは広域基幹林道富士山麓線だったようで・・・これで一気に気持ちが・・・萎えました。
その後、原生林の中を延々と歩くのですが・・・写真を撮ったのは4時間で2枚。
ストラップが切れてしまったのでカメラをザックの中に入れて歩き・・・・取り出す元気がありませんでした。
それでも何とか六合目の雲海荘さんに到着です。

無事到着を祝してビールで乾杯した後はお代わりのビールやら焼酎やらをいただきまして・・・
そうこうしているうちに、遅れて出発した本隊が10時ぐらいに到着します。
ここでも無事を祝して

ところが・・・・これがとんでもない落とし穴になろうとは・・・・続きは明日のこころだぁ~っ!
結果は・・・見事に失敗に終わりました。
理由は「思わぬ落とし穴」でした。
今回の山歩きは少々長いので2回に分けて紹介することにしますのでご了承願います。
まずは初日のスタートからどうぞ。
7時21分にJR吉原駅に集合した「ゼロ富士静岡隊」のメンバー3名は最初の目的地である「富士塚」のある「浅間宮」を訪れます。
正式なルートだと、まずは海に行って水垢離をしてから海水を汲むのだそうですが・・・長丁場なので少しでも時間を短縮したいのが人情というものです。
ここで思わぬアクシデントが・・・
まさかこんな時に切れるとは・・・何だかこれからの行程を暗示しているみたいです。
順序が逆になってしまいましたが・・・次は海です。
海水を汲んだら儀式は終わりで、後はひたすら富士山を目指して歩きます。
昔の東海道で江戸から京まで行く時に唯一左手に富士山が見える場所ということで名付けられた名勝の「左富士」
街中歩きをどのくらいしたでしょうかねぇ~?
ルート中、最後のコンビニに到着です。
ここで食料を調達した後・・・・
この辺りは既に偵察済みですから・・・まぁ、簡単に20Kmの歩きを終えて距離的な中間点の村山浅間神社に到着です。
昼飯を食べながら
腹ごしらえが済んだら・・・ここから先は未体験ゾーン。
歩き出すと同時ぐらいに一台の車が停まりまして・・・・ヤマレコTシャツ姿の方が下りて来ます。
ヤマレコの友達で今回の計画を見てサポート役を買って出てくれた「富士のヒデさん」です。
今回の計画ではずいぶんお世話になりました。
この場をお借りしてお礼を申し上げます。
先は長いのでヒデさんとのあいさつもそこそこに・・・どんどん先を急ぎます。
ここまでとはうって変わって雰囲気の出ているこんな所を・・・
しばらく歩いた所で・・・・突然道を失いました。
1時間ほどあっちこっちをさまよいましたが・・・ルートに戻れず。
これでいよいよ途中リタイア決定かと思ったその瞬間に・・・・ラッキーなことに地元の方が車で通りかかります。
手を振って止まってもらい、「村山古道、知ってますか?」と尋ねてみると・・・
説明ではわからないと思ったのか・・・・「乗れ」と言うではありませんか。
その方に送ってもらえなければ計画は途中で終わっていましたねぇ。
で、めでたく正式ルートに復帰です。
正式ルートに復帰したのは良いんですが・・・この後徐々に高度を上げて行きます。
「スカイライン横道」というのを次の目標にしていたのですが・・・いつまで歩いても着きません。
やっとこんな道路に出たのでてっきりこれが目標にした「スカイライン横道」だと思っていたんです。
ところが・・・これは広域基幹林道富士山麓線だったようで・・・これで一気に気持ちが・・・萎えました。
その後、原生林の中を延々と歩くのですが・・・写真を撮ったのは4時間で2枚。
ストラップが切れてしまったのでカメラをザックの中に入れて歩き・・・・取り出す元気がありませんでした。
それでも何とか六合目の雲海荘さんに到着です。
無事到着を祝してビールで乾杯した後はお代わりのビールやら焼酎やらをいただきまして・・・
そうこうしているうちに、遅れて出発した本隊が10時ぐらいに到着します。
ここでも無事を祝して
ところが・・・・これがとんでもない落とし穴になろうとは・・・・続きは明日のこころだぁ~っ!
2011年07月09日
いよいよですなぁ~!
気象庁の発表によれば・・・昨日、当地の梅雨は明けたようだとか・・・
賢パパは2週間ほど前のブログにこんな記事を書いていましたから・・・・
当たらずとも遠からずってところでしょうかねぇ~。
さて、4月ぐらいに計画が持ち上がった「海抜0mからの富士登山」ですが・・・・
早いものでもう決行の日がやって来てしまいました。
賢パパの、いつものような気楽な日帰りハイキングというわけにも行きませんから・・・それなりの装備が必要になります。
ところが・・・のんきな賢パパは前日までほとんど準備らしい準備をしていません。
で、昨日になって・・・やっと本気で準備を始めるような有様で・・・
取りあえずは先日から用意してあったこれら2点

熱中症対策でこれらも欠かせませんねぇ

あとは着替え類を詰め込んだら一丁上がりですかね。

出掛ける時に水を入れるのを忘れないようにして・・・
さて、いよいよ本番です。
何とか途中リタイアだけはしないように・・・かと言って、無理はしない程度に・・・頑張って来ます。
明日の更新は遅い時間になると思いますが・・・・ご心配はなさいませんように。
そうそう、これは持って行くのか?

なんて質問がありましたが・・・・
梅雨明けのこの時期にピーカンでは・・・暑さで参ってしまいますから・・・
今回は持って行くのをやめる事にしましたよ。
賢パパは2週間ほど前のブログにこんな記事を書いていましたから・・・・
当たらずとも遠からずってところでしょうかねぇ~。
さて、4月ぐらいに計画が持ち上がった「海抜0mからの富士登山」ですが・・・・
早いものでもう決行の日がやって来てしまいました。
賢パパの、いつものような気楽な日帰りハイキングというわけにも行きませんから・・・それなりの装備が必要になります。
ところが・・・のんきな賢パパは前日までほとんど準備らしい準備をしていません。
で、昨日になって・・・やっと本気で準備を始めるような有様で・・・
取りあえずは先日から用意してあったこれら2点
熱中症対策でこれらも欠かせませんねぇ
あとは着替え類を詰め込んだら一丁上がりですかね。
出掛ける時に水を入れるのを忘れないようにして・・・
さて、いよいよ本番です。
何とか途中リタイアだけはしないように・・・かと言って、無理はしない程度に・・・頑張って来ます。
明日の更新は遅い時間になると思いますが・・・・ご心配はなさいませんように。
そうそう、これは持って行くのか?
なんて質問がありましたが・・・・
梅雨明けのこの時期にピーカンでは・・・暑さで参ってしまいますから・・・
今回は持って行くのをやめる事にしましたよ。
2011年07月08日
頂き物シリーズ番外編
頂き物シリーズの番外編です。
もう一ヶ月も前の話になってしまいましたが・・・・
賢ママが会社の慰安旅行で伊勢の方に行くと言うので・・・・黙っていても買って来てくれるとは思っていたんですが・・・実際に現物を目にするまでは心配でした。
帰宅した賢ママが真っ先に取り出したのが・・・

賞味期限の偽装表示かなんかでしばらくは販売を自粛していた時期もあったかと思いますが・・・・賞味期限切れの食品がゴロゴロしている我が家の冷蔵庫に慣れているので・・・・そんなものは「屁」とも思いませんよ。
で、早速頂きました。

一度に一個が我が家の流儀。
相変わらず良い味出してますなぁ~!
あっ、これは賢ママのお土産ですから「頂き物」ってわけじゃありません。
この記事をアップしたのは・・・この赤福を・・・二人で一度に全部食べてしまったという方達がおられるという事を知っていただきたかったからなんです。
一人で一度に四個・・・・おっきくなるわけです・・・・はぁ~。
もう一ヶ月も前の話になってしまいましたが・・・・
賢ママが会社の慰安旅行で伊勢の方に行くと言うので・・・・黙っていても買って来てくれるとは思っていたんですが・・・実際に現物を目にするまでは心配でした。
帰宅した賢ママが真っ先に取り出したのが・・・
賞味期限の偽装表示かなんかでしばらくは販売を自粛していた時期もあったかと思いますが・・・・賞味期限切れの食品がゴロゴロしている我が家の冷蔵庫に慣れているので・・・・そんなものは「屁」とも思いませんよ。
で、早速頂きました。
一度に一個が我が家の流儀。
相変わらず良い味出してますなぁ~!
あっ、これは賢ママのお土産ですから「頂き物」ってわけじゃありません。
この記事をアップしたのは・・・この赤福を・・・二人で一度に全部食べてしまったという方達がおられるという事を知っていただきたかったからなんです。
一人で一度に四個・・・・おっきくなるわけです・・・・はぁ~。
2011年07月07日
やばっ、まだなんにも準備出来てねぇ~!
最近、ゴキブリの活動が盛んになっている賢パパ宅ですが・・・とうとう今朝はトイレに行って便器の前に立った時・・・何とトランクスの中から腿を伝って床の上に下りて来ましたよ。
とっくに還暦を過ぎている賢パパですが、こんな事は初めての体験でしたねぇ。
さて、先週あたりは「もう、あと一週間後かぁ~」なんて思っていたのですが・・・
気がついてみれば・・・もう明後日ぢゃんっ!富士登山・・・
でね、イメージトレーニングとか、体力トレーニングは・・・少しはやって来たんですが・・・
肝心な持ち物の準備の方が・・・・
今のところまだ・・・これと

これしか

用意出来ていないんですわ。
雨でも降ったら・・・即中止と思っていたんですが・・・
幸か不幸か良い天気になりそうだし・・・
今晩と明日の夜で・・・何とか全部準備しなくっちゃ・・・はぁ~。
とっくに還暦を過ぎている賢パパですが、こんな事は初めての体験でしたねぇ。
さて、先週あたりは「もう、あと一週間後かぁ~」なんて思っていたのですが・・・
気がついてみれば・・・もう明後日ぢゃんっ!富士登山・・・
でね、イメージトレーニングとか、体力トレーニングは・・・少しはやって来たんですが・・・
肝心な持ち物の準備の方が・・・・
今のところまだ・・・これと
これしか
用意出来ていないんですわ。
雨でも降ったら・・・即中止と思っていたんですが・・・
幸か不幸か良い天気になりそうだし・・・
今晩と明日の夜で・・・何とか全部準備しなくっちゃ・・・はぁ~。
2011年07月06日
そば若葉青汁
「この味がいいねと君が言ったから7月6日はサラダ記念日」・・・ということで、今日はサラダ記念日です。
サラダと言えばやっぱり野菜・・・野菜と言えば植物系・・・植物と来れば青汁・・・と言うのは飛躍しすぎの感がありますが・・・賢パパの日課の一つに朝食後の「そば若葉青汁」があります。
今から6年ぐらい前に賢パパの友達のAキちゃんが企画開発した商品なんですが・・・

この一箱の中にこんな分包が30袋入っておりまして・・・

毎日一袋ずつ飲んでいる賢パパの1ヶ月分でありますな。
で、これを氷水と一緒にシェーカーの中に入れまして

シャカシャカやったら出来上がり

青汁と言うとテレビコマーシャルに出て来る「まっず~い、もう一杯!」と言うのを思い出してしまいますが・・・
この青汁は全然不味くありません。
むしろ「美味い」と言った方が当たっているかも知れませんよ。
発売されて間もない頃のその企業の商品情報誌などを見ると・・・

賢パパと賢のツーショットなんかも紹介されていたんですねぇ。
で、この青汁なんですが・・・勿論効果などを謳うことは出来ません。
そばが身体に良い伝統食と言うことで、その健康的なイメージで売られているんですよねぇ。
賢パパも初めは大した期待なんかしないで飲んでいましたよ。
ところが・・・です。
飲み出した翌年の人間ドックの結果を見てびっくりしましたねぇ。
前年までもう20年以上もずっと高かったγーGTPの値が下がっていたのです。
そしてその次の年には何と正常値にまで下がったのです。
以来、今でも正常値をキープ。
このことを賢パパと同じようにγーGTP値の高い先輩に教えて上げました。
すると、先輩もダメもとで飲んでみると言って飲み出しました。
で、翌年のドック健診の結果は・・・賢パパと同じように下がっていたのでした。
今ではこの先輩もすっかりこの青汁のファンになりまして・・・時々一緒の飲み会なんかで顔を合わせる時は必ずと言っていいぐらいこの青汁の話題になりますよ。
賢ママも効果を良く知っていると見えて・・・在庫がなくなりそうになるとすぐに新しいのを注文しておいてくれますのでもう肝機能障害で苦労させられることはなさそうですねぇ。
後は、高血圧の悩みですが・・・気温が上がって来たせいか、冬場に比べたらだいぶ下がっています。
2月の平均が朝:175.6-97.1で夜:161.7-90.8だったのに対して6月の平均が朝:161.2-92.1、夜:144-84.2ですから・・・気温のせいばかりじゃないと良いのですが・・・
サラダと言えばやっぱり野菜・・・野菜と言えば植物系・・・植物と来れば青汁・・・と言うのは飛躍しすぎの感がありますが・・・賢パパの日課の一つに朝食後の「そば若葉青汁」があります。
今から6年ぐらい前に賢パパの友達のAキちゃんが企画開発した商品なんですが・・・
この一箱の中にこんな分包が30袋入っておりまして・・・
毎日一袋ずつ飲んでいる賢パパの1ヶ月分でありますな。
で、これを氷水と一緒にシェーカーの中に入れまして
シャカシャカやったら出来上がり
青汁と言うとテレビコマーシャルに出て来る「まっず~い、もう一杯!」と言うのを思い出してしまいますが・・・
この青汁は全然不味くありません。
むしろ「美味い」と言った方が当たっているかも知れませんよ。
発売されて間もない頃のその企業の商品情報誌などを見ると・・・
賢パパと賢のツーショットなんかも紹介されていたんですねぇ。
で、この青汁なんですが・・・勿論効果などを謳うことは出来ません。
そばが身体に良い伝統食と言うことで、その健康的なイメージで売られているんですよねぇ。
賢パパも初めは大した期待なんかしないで飲んでいましたよ。
ところが・・・です。
飲み出した翌年の人間ドックの結果を見てびっくりしましたねぇ。
前年までもう20年以上もずっと高かったγーGTPの値が下がっていたのです。
そしてその次の年には何と正常値にまで下がったのです。
以来、今でも正常値をキープ。
このことを賢パパと同じようにγーGTP値の高い先輩に教えて上げました。
すると、先輩もダメもとで飲んでみると言って飲み出しました。
で、翌年のドック健診の結果は・・・賢パパと同じように下がっていたのでした。
今ではこの先輩もすっかりこの青汁のファンになりまして・・・時々一緒の飲み会なんかで顔を合わせる時は必ずと言っていいぐらいこの青汁の話題になりますよ。
賢ママも効果を良く知っていると見えて・・・在庫がなくなりそうになるとすぐに新しいのを注文しておいてくれますのでもう肝機能障害で苦労させられることはなさそうですねぇ。
後は、高血圧の悩みですが・・・気温が上がって来たせいか、冬場に比べたらだいぶ下がっています。
2月の平均が朝:175.6-97.1で夜:161.7-90.8だったのに対して6月の平均が朝:161.2-92.1、夜:144-84.2ですから・・・気温のせいばかりじゃないと良いのですが・・・
2011年07月05日
すっきりしたぁ~!
毎年、この時期に恒例の・・・庭木の剪定でございます。
以前は隣のオヤジがやってくれたり・・・その後は自分でやったりもしていたのですが・・・・素人の賢パパがやるよりはプロにお願いした方がよかろうと言うことで・・・ここ何年かは植木屋さんに頼んでいます。
金芽つげの生け垣

松

椿

そして・・・実を収穫して食べようと思ってわざわざ植えたヤマモモ

みんなすっきりしましたなぁ~。
ついでに賢パパの頭もすっきりしましたが・・・
写真は公開しないでおきましょうね。
以前は隣のオヤジがやってくれたり・・・その後は自分でやったりもしていたのですが・・・・素人の賢パパがやるよりはプロにお願いした方がよかろうと言うことで・・・ここ何年かは植木屋さんに頼んでいます。
金芽つげの生け垣
松
椿
そして・・・実を収穫して食べようと思ってわざわざ植えたヤマモモ
みんなすっきりしましたなぁ~。
ついでに賢パパの頭もすっきりしましたが・・・
写真は公開しないでおきましょうね。
2011年07月04日
感動再び・・・ササユリに会いに浜石岳
いよいよ今週末に迫って来た「海からの富士登山」
最後の下見に行こうと計画を立てまして・・・2日の土曜日に実行するつもりでいたんです。
ところが・・・前日の夜は県内の広い地域で大雨洪水警報が発令されるような大雨で・・・・土曜日の予報も芳しくない。
そこへ持って来て「超」のつく雨男のたむちゃんと一緒に行くことになっていますから・・・これはもう最悪の条件です。
早々に中止を決め、たむちゃんにその旨連絡を入れます。
そうすると・・・良くしたもので警報は解除され、どこの雨も峠を越したようです。
果たして翌日は・・・起きてみると晴れてるじゃありませんか!
中止は既に決定していますから・・・後悔してももう遅い。
仕方がないので一人でどこか歩いて来ようと・・・目的地の物色に入ります。
あれこれ候補を考えてみますが「帯に短したすきに長し」で良い所がありません。
そんな時、ふと浮かんだのが・・・「先週のササユリはまだ残っているかしら?」でした。
それならトレーニングを兼ねて先週の逆ルートを・・・とまでは行きませんがそれに近い所を歩けば30Kmぐらいはありますからまぁまぁのロングハイクです。
先週で懲りているので今度はちゃんとしたものを用意して・・・

気合いを入れて出掛けたのですが・・・・
何しろこの陽射しです。

20分ごとの水分補給

3回目の水分補給の後はいつもと違ったルートへ入ってみます。
このルートの近くにはササユリの生育に適していそうな環境があるのを知っていたのでそちらの様子を見にいったのです。
すると


やっぱり思った通りでした。
「来年はもう少し早い時期に来なくっちゃ・・・」などと考えながら歩いて行くと・・・山頂に到着。
山頂ポーズを決めた後は


頂上付近を探索です。
南向きのあまりにも陽射しの強すぎる斜面にはありませんから・・・少し東から北に下った斜面を探します。
やっぱり・・・ありました。


ヤマユリのような自己主張をしないで控えめに咲いている所に惹かれますねぇ。
ヤマユリのつぼみもたくさんありましたから・・・

これはこれであと半月後ぐらいには見事なものかも知れませんね。
十分に堪能させて頂いた後は・・・下山にかかりますが・・・
この時点でもう賢パパの頭の中には「早く帰ってシュワ~っと飲りたいなぁ~」なんて思いが強くなっていましたから・・・
自宅まで全行程を歩き切る・・・計画はどこへやら・・・・
途中からバスと電車で最寄り駅まで戻ると・・・開店したばかりでまだ誰も脚がいない駅前のラーメン屋さんへ。
早速


いやぁ、汗をかいた後のシュワ~はたまりませんなぁ。
最後の下見に行こうと計画を立てまして・・・2日の土曜日に実行するつもりでいたんです。
ところが・・・前日の夜は県内の広い地域で大雨洪水警報が発令されるような大雨で・・・・土曜日の予報も芳しくない。
そこへ持って来て「超」のつく雨男のたむちゃんと一緒に行くことになっていますから・・・これはもう最悪の条件です。
早々に中止を決め、たむちゃんにその旨連絡を入れます。
そうすると・・・良くしたもので警報は解除され、どこの雨も峠を越したようです。
果たして翌日は・・・起きてみると晴れてるじゃありませんか!
中止は既に決定していますから・・・後悔してももう遅い。
仕方がないので一人でどこか歩いて来ようと・・・目的地の物色に入ります。
あれこれ候補を考えてみますが「帯に短したすきに長し」で良い所がありません。
そんな時、ふと浮かんだのが・・・「先週のササユリはまだ残っているかしら?」でした。
それならトレーニングを兼ねて先週の逆ルートを・・・とまでは行きませんがそれに近い所を歩けば30Kmぐらいはありますからまぁまぁのロングハイクです。
先週で懲りているので今度はちゃんとしたものを用意して・・・
気合いを入れて出掛けたのですが・・・・
何しろこの陽射しです。
20分ごとの水分補給
3回目の水分補給の後はいつもと違ったルートへ入ってみます。
このルートの近くにはササユリの生育に適していそうな環境があるのを知っていたのでそちらの様子を見にいったのです。
すると
やっぱり思った通りでした。
「来年はもう少し早い時期に来なくっちゃ・・・」などと考えながら歩いて行くと・・・山頂に到着。
山頂ポーズを決めた後は
頂上付近を探索です。
南向きのあまりにも陽射しの強すぎる斜面にはありませんから・・・少し東から北に下った斜面を探します。
やっぱり・・・ありました。
ヤマユリのような自己主張をしないで控えめに咲いている所に惹かれますねぇ。
ヤマユリのつぼみもたくさんありましたから・・・
これはこれであと半月後ぐらいには見事なものかも知れませんね。
十分に堪能させて頂いた後は・・・下山にかかりますが・・・
この時点でもう賢パパの頭の中には「早く帰ってシュワ~っと飲りたいなぁ~」なんて思いが強くなっていましたから・・・
自宅まで全行程を歩き切る・・・計画はどこへやら・・・・
途中からバスと電車で最寄り駅まで戻ると・・・開店したばかりでまだ誰も脚がいない駅前のラーメン屋さんへ。
早速
いやぁ、汗をかいた後のシュワ~はたまりませんなぁ。
2011年07月03日
またまた届いた・・・
一体どうしちゃったんでしょうねぇ~。
肉に始まって・・・・酒やらフルーツやらスイーツなども・・・
頂き物三昧の賢パパでしたが、今度はこんなものが・・・

開けてみると

おぉ、今度は海のものですか。
で、早速頂いてみますが

これがほんとに美味かった。
送り主の方にお礼を言おうと思って電話をすると・・・留守電。
取りあえずお礼を言っておいたら・・・後で電話が掛かってまいりまして・・・今は山の中なんだそうです。
その時に「焼いても良いけど熱湯で湯がいて食べるともっと美味いよ」と教えてもらったので・・・早速言われた通りに賢ママに湯がいてもらうと・・・なるほど一層甘味が増して・・・いや、美味しうございました。
その上、売上げの何パーセントかが被災地に送られるそうですから間接的な被災地支援。
本当にあ~ざっした。
今年は自治会の役員やってないのでおもてなしが出来ますから・・・龍勢の時は是非お越しくださいね。
肉に始まって・・・・酒やらフルーツやらスイーツなども・・・
頂き物三昧の賢パパでしたが、今度はこんなものが・・・
開けてみると
おぉ、今度は海のものですか。
で、早速頂いてみますが
これがほんとに美味かった。
送り主の方にお礼を言おうと思って電話をすると・・・留守電。
取りあえずお礼を言っておいたら・・・後で電話が掛かってまいりまして・・・今は山の中なんだそうです。
その時に「焼いても良いけど熱湯で湯がいて食べるともっと美味いよ」と教えてもらったので・・・早速言われた通りに賢ママに湯がいてもらうと・・・なるほど一層甘味が増して・・・いや、美味しうございました。
その上、売上げの何パーセントかが被災地に送られるそうですから間接的な被災地支援。
本当にあ~ざっした。
今年は自治会の役員やってないのでおもてなしが出来ますから・・・龍勢の時は是非お越しくださいね。
2011年07月02日
富士山山開き
昨日7月1日は富士山の山開きの日でした。
毎年恒例となっておりますから地元紙の夕刊でも

地元局のニュースでも

毎年おなじみの写真や映像が紹介されます。
そして・・・・今月からはテレビの天気予報の時間に「富士山の天気」が流れます。
静岡県側には「富士宮口」「御殿場口」「須走口」の三つの登山ルートがありますが・・・・残雪があるためどのルートも頂上までは登山道が開通にならないのだとか・・・
ここの所何年も山開きの日に頂上まで開通になったことがありません。
賢パパ達が海抜0mから登るのは来週ですが・・・それまでには全区間開通となりますか・・・・?
今日はその下見に行くつもりだったんですが・・・天気予報が悪い方に変わって来たため中止としました。
一緒に行くことになっていた「たむちゃん」は有名な雨男ですから・・・晴れ男の賢パパでもダメでした。
でもねぇ、「雨雲の動き」見ると・・・全然雨雲なんて出そうもないんですよねぇ。
これから起きてみて天気良さそうなら・・・近場を歩いて来ようかなぁ~。
毎年恒例となっておりますから地元紙の夕刊でも
地元局のニュースでも
毎年おなじみの写真や映像が紹介されます。
そして・・・・今月からはテレビの天気予報の時間に「富士山の天気」が流れます。
静岡県側には「富士宮口」「御殿場口」「須走口」の三つの登山ルートがありますが・・・・残雪があるためどのルートも頂上までは登山道が開通にならないのだとか・・・
ここの所何年も山開きの日に頂上まで開通になったことがありません。
賢パパ達が海抜0mから登るのは来週ですが・・・それまでには全区間開通となりますか・・・・?
今日はその下見に行くつもりだったんですが・・・天気予報が悪い方に変わって来たため中止としました。
一緒に行くことになっていた「たむちゃん」は有名な雨男ですから・・・晴れ男の賢パパでもダメでした。
でもねぇ、「雨雲の動き」見ると・・・全然雨雲なんて出そうもないんですよねぇ。
これから起きてみて天気良さそうなら・・・近場を歩いて来ようかなぁ~。
2011年07月01日
ササユリ
先日のハイキングの時に登山道を歩いているとこんな花が目に入りました。

ササユリという花なんですが、賢パパは静岡に来るまでこの花のことを知りませんでした。
それはなぜかと言うと・・・この花って分布が限られているからなんですね。
ものの本によれば・・・・「ササユリは本州中部地方以西~四国・九州に分布し・・・」とありますが、賢パパが指導を受けたことのある植物学の大先生は富士川から西に分布しているというのが通説だとおっしゃっていましたねぇ。
ただ、伊豆地方には「伊豆ゆり」という独特の種類があり、これはやまゆりとササユリの自然交雑種ではないかとの見方が有力だとの事でした。
もう20年も前のことになりますが、その植物学者の先生に連れられて伊豆半島の自生地まで伊豆ユリを見学に行ったことがありましたが、今ではネットで検索しても「伊豆ユリ」に関する記述は見ることが出来ません。
一体どうなってしまったんでしょうかねぇ?
おっと、本題に戻ります。
ササユリですが・・・学名をLilium japonicumと言います。
つまり「日本のユリ」というわけです。
これには「ヤマユリだって日本古来のユリなのに・・・」と異論を唱える方がおられるかも知れませんが・・・
命名者と目されているオランダ人がヤマユリのある東の地方に行ったことがなかったか、あるいは行った時期がユリの季節ではなかったのでヤマユリの標本を手に入れることが出来なかったためにこのササユリを「japonicum」と名づけたらしいというのが定説です。
賢パパは数ある花の中でもこのササユリが一番好きなのですが、その魅力は美しい姿と気高い香りに尽きます。
ヤマユリが頑丈な茎にたくさんの花をつけるのに対してこちらはか細い茎に一輪の花。
たまには二輪、三輪というのも見かけますが普通は大体一輪です。
香りもヤマユリの強烈な自己主張に比べてずっと控えめな・・・かと言って十分な存在感のある上品な香りです。
そして特筆すべきは・・・その栽培の難しさ。
かの植物学者の先生は乱獲と自然破壊によるササユリの激減に心を痛め、人工栽培で増殖が出来ればそれを自然に還すと同時に天燃香料の採取のような事業化にもつながると考え、賢パパの会社にその研究を薦めてくれたのです。
それを受け入れる形で賢パパ達が研究を始めました。
まずはササユリの自生地探しから研究に着手しましたねぇ。
そして、種子が稔る秋になると目星をつけておいた自生地に出向いて種子を採取して来ます。
これを業者さんに頼んで作ってもらった特製の箱に栽培に適した土を入れた播種箱に播くわけですが何しろ種子の数が多いので箱もハンパない数になりました。
そしてこの箱をウイルスから守るために媒介する昆虫が入ることの出来ない網室の中で管理して・・・翌年の春に芽が出ます。
1年目の苗は米粒ほどの小さな球根とたった1枚の小さな葉っぱだけで、これを気長に育てる事で3年目か4年目ぐらいでやっと茎が立つんです。
でも・・・・花が咲くのは更に1年か2年あるいは3年も後の事で種子を蒔いてから実に5,6年あるいは7年後ぐらいになってやっと初めての花が咲くのです。
この成長期間の長さを当時流行の「植物バイオテクノロジー」の技術を駆使して何とか半分ぐらいに縮められないかと様々な手段を尽くしたのでした。
結果は・・・途中撤退・・・でした。
このササユリには植物バイオもなすすべなく敗れ去りました。
この後数年で横浜に転勤となった賢パパはそれ以来このササユリにお目にかかるチャンスがほとんどありませんでした。
それが先日のハイキングで・・・・忘れかけていたこの美しいお姿に久しぶりでのご対面となり・・・・
その時の感激はとても文字で表すことは出来ません。
これだけでも大満足の賢パパだったのに・・・・8時間も歩いてバテバテになっている所に再びのサプライズでしたから・・・

疲れなんてどこかに吹っ飛んでしまい、揚々と歩いて行くと・・・

いや、もうあっちにもこっちにも・・・

疲れた身体と心に対する最高のご褒美でした。
こんな身近にあったササユリのこと・・・しっかり憶えていて・・・来年からも会いに行かなくては・・・
ササユリという花なんですが、賢パパは静岡に来るまでこの花のことを知りませんでした。
それはなぜかと言うと・・・この花って分布が限られているからなんですね。
ものの本によれば・・・・「ササユリは本州中部地方以西~四国・九州に分布し・・・」とありますが、賢パパが指導を受けたことのある植物学の大先生は富士川から西に分布しているというのが通説だとおっしゃっていましたねぇ。
ただ、伊豆地方には「伊豆ゆり」という独特の種類があり、これはやまゆりとササユリの自然交雑種ではないかとの見方が有力だとの事でした。
もう20年も前のことになりますが、その植物学者の先生に連れられて伊豆半島の自生地まで伊豆ユリを見学に行ったことがありましたが、今ではネットで検索しても「伊豆ユリ」に関する記述は見ることが出来ません。
一体どうなってしまったんでしょうかねぇ?
おっと、本題に戻ります。
ササユリですが・・・学名をLilium japonicumと言います。
つまり「日本のユリ」というわけです。
これには「ヤマユリだって日本古来のユリなのに・・・」と異論を唱える方がおられるかも知れませんが・・・
命名者と目されているオランダ人がヤマユリのある東の地方に行ったことがなかったか、あるいは行った時期がユリの季節ではなかったのでヤマユリの標本を手に入れることが出来なかったためにこのササユリを「japonicum」と名づけたらしいというのが定説です。
賢パパは数ある花の中でもこのササユリが一番好きなのですが、その魅力は美しい姿と気高い香りに尽きます。
ヤマユリが頑丈な茎にたくさんの花をつけるのに対してこちらはか細い茎に一輪の花。
たまには二輪、三輪というのも見かけますが普通は大体一輪です。
香りもヤマユリの強烈な自己主張に比べてずっと控えめな・・・かと言って十分な存在感のある上品な香りです。
そして特筆すべきは・・・その栽培の難しさ。
かの植物学者の先生は乱獲と自然破壊によるササユリの激減に心を痛め、人工栽培で増殖が出来ればそれを自然に還すと同時に天燃香料の採取のような事業化にもつながると考え、賢パパの会社にその研究を薦めてくれたのです。
それを受け入れる形で賢パパ達が研究を始めました。
まずはササユリの自生地探しから研究に着手しましたねぇ。
そして、種子が稔る秋になると目星をつけておいた自生地に出向いて種子を採取して来ます。
これを業者さんに頼んで作ってもらった特製の箱に栽培に適した土を入れた播種箱に播くわけですが何しろ種子の数が多いので箱もハンパない数になりました。
そしてこの箱をウイルスから守るために媒介する昆虫が入ることの出来ない網室の中で管理して・・・翌年の春に芽が出ます。
1年目の苗は米粒ほどの小さな球根とたった1枚の小さな葉っぱだけで、これを気長に育てる事で3年目か4年目ぐらいでやっと茎が立つんです。
でも・・・・花が咲くのは更に1年か2年あるいは3年も後の事で種子を蒔いてから実に5,6年あるいは7年後ぐらいになってやっと初めての花が咲くのです。
この成長期間の長さを当時流行の「植物バイオテクノロジー」の技術を駆使して何とか半分ぐらいに縮められないかと様々な手段を尽くしたのでした。
結果は・・・途中撤退・・・でした。
このササユリには植物バイオもなすすべなく敗れ去りました。
この後数年で横浜に転勤となった賢パパはそれ以来このササユリにお目にかかるチャンスがほとんどありませんでした。
それが先日のハイキングで・・・・忘れかけていたこの美しいお姿に久しぶりでのご対面となり・・・・
その時の感激はとても文字で表すことは出来ません。
これだけでも大満足の賢パパだったのに・・・・8時間も歩いてバテバテになっている所に再びのサプライズでしたから・・・
疲れなんてどこかに吹っ飛んでしまい、揚々と歩いて行くと・・・
いや、もうあっちにもこっちにも・・・
疲れた身体と心に対する最高のご褒美でした。
こんな身近にあったササユリのこと・・・しっかり憶えていて・・・来年からも会いに行かなくては・・・